気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

樽見鉄道に乗りました 3 ハイモ295-516と谷汲口駅のオハフ500形

 樽見鉄道の本巣駅にて、大垣行きのハイモ295-315がホームに停まりました。11時8分に発車するのですよ、と嫁さん。

 ということは、11時7分にやって来る樽見行きの列車がここに停まって11時16分まで停車しますので、約1分間の間、ホームの両側に2輌のハイモが停まっている状態になります。
 樽見鉄道は単線ですから、上下の列車がどこかの駅で交換しており、その交換の姿をこれから本巣駅で見られるのでした。嫁さんがワクワク顔で待ち構えていました。

 

 そして11時7分、大垣からやってきた樽見行きの列車がやってきました。我々が乗る予定の列車でした。

「また初めて見る車輌ですねえ」
「これもラッピング車やな、何の広告なのかな」

 

 そしてホームの両側に上下線のハイモが停まりました。この状態が約1分間見られるのでした。スマホで連続撮影する嫁さんでした。

「何枚撮ったん?」
「5枚ぐらいかな、後でチェックして一番写りがええのを残しとくのです」

 その「一番写りがええの」が上図でした。

 

 そして入れ替わるようにして11時8分に、首都圏カラーのハイモ295-315が発車していきました。

 

 ハイモ295-315を見送った後、停車中の樽見行きの車輌に近寄りました。

「てっぺんにモトスミライ号て書いてあるのです」
「本巣の未来って意味かね?」
「なんか、2024年に本巣市が市制20周年になって、それを記念したラッピングであるそうなのです」
「そうなんか」

 

 その車体側面の形式番号。

「ハイモ295-516てことは、ハイモ295の510形ですね」
「さっきの赤い315号車と同世代の、三代目の気動車やな」

 

「うん、これで樽見鉄道が保有してる気動車6輌のうちの5輌を見たのです」
「あと1輌とは?」
「ハイモ330-700形の3号、703号車ですよ、一番新しい車輌だそうです」
「そうか、この後どこかで見られるのかね」
「さあ、どうでしょうね、きょう運行してたらええんですけどね」

 その後、乗りこんで11時16分に発車しました。

 

 車輌基地の端の古い国鉄時代の給水塔も、横を通り過ぎる際に撮影。

 

 のどかな田園地帯のなかの単線の軌道が、北条鉄道や天竜浜名湖鉄道のとあんまり変わらない雰囲気ですよ、と呟いては嬉しそうに窓の外を眺めている嫁さんでした。

 

 11時26分、谷汲口駅で降りました。

 嫁さんの最初の案では、終点の樽見駅まで乗って折り返して大垣駅へ戻る、というシンプルなコースでしたが、樽見鉄道の各種の資料を調べているなかで、この谷汲口駅に開業時に使用された旧型客車の1輌が静態保存されていることを知りました。
 さらに、近くに名鉄谷汲線の廃線跡と終点の谷汲駅の駅舎と保存車輌があり、そこまでバスで行けることが分かったので、それらを見てまわるコースに変更したのでした。

 

 谷汲口駅のホームに降りた途端、西側に上図の旧型客車が見えました。

 

「わあ、あれが樽見鉄道が開業した時にディーゼル機関車で引いてた客車列車の1輌ですか、大井川鐡道の客車みたいー」
「うん、もと国鉄の旧型客車やな、大井川のと同世代やろね、形式番号は何かな」
「どこかに銘板とか、ペイントとかあるかな、探してみます・・・あっ、あった」

 

「オハフ500て書いてあります。下に旧オハフ33て書いてあるんで、それが国鉄時代の形式番号ですねえ」
「そういうことやな、オハフ500形は樽見鉄道に譲渡されてからの形式名なわけや。開業してから計4輌が運用されてたとあるね、この資料には」
「うん、このリストに樽見鉄道が使ってた色んな形式の客車が並んでますけど、いま残ってるの、あれだけなんですよ」
「ほう、そうなのか。12系や14系も持ってたと聞いたが、そちらは全部廃車になっちゃったんか・・・」
「うん、でも一番古くて価値のある客車が保存されてるのは、ええですねえ。ね、あの近くへ行って見ましょう」

 そう言って、小さな駅舎の横からホームの下へ降りて、オハフ500形に近寄っていく嫁さんでした。  (続く)